だが、モバイルバッテリーも時を経るごとに多機能化している。「Powering」はスマートフォンとの一体化を目指したモバイルバッテリーで、机の上に立脚させる機能も備えている。
・スマホ背面に貼り付け可能
Poweringはワイヤレス充電パッドを備えたモバイルバッテリーであるが、そのパッド部分には本革と木材が使用されている。高級感溢れる仕様だ。そこにナノサクションステッカーを貼り付ける。スマホとの接着はこのステッカーが役割を担っている。Poweringの背面にはフィンガーリングが設置されているため、手が滑って落下させてしまう心配もない。
容量は5200mAh。iPhoneへの7.5W、Android端末への10W高速充電にも対応している。フィンガーリングをスタンドにして、縦置きや横置きも可能だ。
・ハブになる充電スタンド
また、Poweringの立てかけ式充電ドックは「Dock」と「Hub」の2種類が用意されている。ここではHubについて説明しよう。その名の通り、Hubは端末間を接続するハブとしての役割が与えられている。USB-A、USB-C、SD、Micro SDをつなぐことができる。たとえば、一眼レフカメラで撮影した写真を端末に送信するときにはPoweringのSDカードスロットを利用できる。
Poweringは現在、クラウドファンディング「Kickstarter」で出資を募っている。モバイルバッテリー部分と先述のHubがセットになったものは、458香港ドル(約6600円)からの出資額である。
Kickstarter