そうした企業の中にはAppleも含まれるが、このほど公開された、同社の米国特許商標庁への出願によると、もしかすると将来のiPhoneはラップディスプレイ式になるかもしれない。
・楕円形のデバイス
特許は11月15日付で、件名は「Electoronic device with wrap around display(ラップスタイルのディスプレイを搭載したエレクトロニクスデバイス)」とある。特許書類には細長い楕円形の形をしたデバイスの絵などが添えられている。平たいフラスコ状のデバイスのスクリーンにメールやメッセージ、App Storeなどのアプリが描かれていて、デバイスがiPhoneであることがうかがえる。
・折りたたみスクリーン内蔵?
さらに興味深いのは、楕円形ボディとは別の折りたたみスクリーンの存在も示されていることだ。特許にある図を見ると、iPhone様のデバイスのボディの中に折りたたみスクリーンがしまわれている。必要に応じて、スクリーンを広げて活用するものと思われる。ただ、どの会社でもそうだが、特許内容の全てが商品化されるとは限らない。開発に取り組んだものの、やはり無理だった、ということもざらにある。
とはいえ、Appleが折りたたみ様のデバイスに真剣に取り組んでいることは明らかで、世間をあっと驚かせるようなデザインと操作性のiPhoneが登場するかもしれない。
米国特許商標庁