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Mobile 【interview】業種を超えたコラボレーションが気軽にできる!その道のエキスパートをシェアできるアプリ「expeet」の世界観とは

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【interview】業種を超えたコラボレーションが気軽にできる!その道のエキスパートをシェアできるアプリ「expeet」の世界観とは

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社会的に副業というキーワードが浸透しつつある中、expeetは、自分の得意な領域を「その道のエキスパート」としてニーズのある人に対して、スキルシェアできるサービスだ。シェアリングエコノミーという概念を、サービスにどう取り入れて世界観を創っているのかについて株式会社expeetの若月氏に話を伺った。

まずは出会って縁をつくる

Q1expeetについて簡単に教えて下さい。
「expeet」は最初からいきなり仕事の依頼をするものではなく、まずは気軽に出会って縁をつくるというコンセプトのスキルシェアサービスです。なんらかのスキルや経験をお持ちの方はどなたでもエキスパートとして出品が可能であり、ゲストである購入者は自分の都合や目的に合った最適なエキスパートを探し、リクエストを送信します。 expeetがきっかけで、業種を超えたコラボレーションが起きたり、本来関わることのなかった同士での仕事が実現したり、信頼関係を築いて思いがけない助けを得られたりと言った「ご縁」を実現させます。
Q2.expeetを開発しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
従来のスキルシェアサービスは仕事依頼&出品型。ここには、いきなり知らない人と大事な仕事をする抵抗感を感じる人が一定数いること、淡々と仕事をこなしてレビューをして終了なため「繋がり」が形成されないのではという問題があります。気軽に出会う「スキルシェアの一歩手前」のサービスであれば、上記2点の問題を克服できると感じました。また、私自身、誰かとの出会いがきっかけで自身の進路・仕事・価値観が大きく前進したり変わったりということが何度かありました。expeetが現在の形になったのも、こういった「ご縁」の積み重ねです。このような原体験がきっかけで、先述した繋がりが形成されない問題を解決しようと決意し、サービスの開発をするべく起業することに踏み切りました。
Q3.社長に若月舞子氏やCCOに山村藍林氏を抜擢した理由を教えて下さい。また取締役の見城徹・設楽悠介・箕輪厚介氏はサービスに関わる予定はありますか?
世の中のインフラとなりうるサービスを開発したいという目標のためにエンジニアの経験を積んでいた若月と、幅広くデザインを学んでいたものの、デザインでは社会の基盤やサービスになかなか直接的に関われないことに疑問を抱いていた山村が大学で知り合い、創業を決意しました。起業の準備・開発を進めながら出資先を探していたところ、若月がもともと著書等を拝見して尊敬していた幻冬舎の見城社長と出会い、共同出資という形でやることを見城さんから提案いただき、今に至ります。既に取締役の見城徹・設楽悠介・箕輪厚介氏3名とも、expeetに出品し、サービスの認知の拡大にご尽力いただいています。ランチ相談からブロックチェーン講座、恋愛相談と多岐にわたるテーマでこれまでおこなってきましたが、今後も様々な企画を検討中です。

仕事出品依頼型から脱却する新しいスキルシェアを目指して

Q4.他のスキルシェアサービスとの違いはどのようなところにありますか。
そもそも従来のスキルシェアサービスの形である仕事出品依頼型ではなく、何らかのスキルを持っている人が自分自身を気軽に出品できるような、いわばビジネスマン同士のマッチングサービスに近い形をとっています。仮にexpeetをきっかけに仕事に繋がったり、あるいは転職や何か仕事に関する重大な進展があったりしても、expeetは最初の出品時の売り上げ手数料以外、一切徴収しないため、「まずは気軽に出会う」をコンセプトにしています。
Q5.最後に今後の展望について教えて下さい。
「expeet」を新しいスキルシェアの形のサービスとして確立させるために、さらに認知の拡大を進めていきます。誰かとのご縁によって人生は大きく変わることがあるし、expeetもまさに自分たちを取り巻くご縁の積み重ねで生まれたサービスです。誰かと話すこと・出会うことで仕事に留まらず人生にも大きな影響を与えることがあるし、「従来のスキルシェアの一歩手前」のサービスという軸を守っていきたいです。expeetを実際に利用したお客様には、ゲスト・エキスパート問わず、「このアプリを選んだおかげでこんなに良いことがあった」と全員に思ってもらえるような価値を提供できるよう、取り組んでいきたいです。
expeetは仕事発注の時のやりとりだけではなく、もう一歩進んだ「交流」が生まれることで、より深い人間関係が作れるのが魅力だ。今後のサービス展開に期待したい。
expeet

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