モバイルバッテリーを充電する際、通常はそのためのケーブルを用意する。コンセント差込口のアダプターとモバイルバッテリーを接続するケーブルだ。

しかし、それを省くことができれば余計な数のケーブルを持ち歩く必要もなくなり、よりスマートな生活を送れるのではないか。クラウドファンディング「Indiegogo」で発表された新型モバイルバッテリー「NOVA」は、まさにそのような製品だ。

設計に無駄がなく、いつ何時気軽に利用できるようなモバイルバッテリーがやはり欲しい。そう考えているとしたら、NOVAはうってつけである。

・Aタイプのプラグを内蔵

NOVAは8000mAh容量のモバイルバッテリー。だがこれは、電源アダプターとしての役割もになっている製品だ。

だから、NOVAの本体にプラグが内蔵されている。これをそのままコンセント差込口に挿入することができる。しかも嬉しいことに、このプラグは日本で使用されているAタイプ。NOVAの開発者はアメリカの企業だから、デフォルトがAタイプなのだ。

NOVAにはQC3.0 USBと、18WUSB-Cのジャックがそれぞれ搭載されている。しかも側面は10Wワイヤレス充電パッドになっている。いざという時は3台同時充電も可能である。電力残量を表示するLEDディスプレイもあるから、充電の頃合いを目視することもできる。

・他種のプラグアダプターも用意

なお、NOVAはEU規格、イギリス規格のプラグアダプターを用意している。これがあれば、海外旅行の際にも難儀しない。だが繰り返すが、デフォルトのプラグがAタイプであることは日本人にとっては非常に大きい。

NOVAはIndiegogoで1台35ドル（約4000円）からの出資枠を公開している。配送は来年1月を予定。

Indiegogo