Haloは、窃盗犯が簡単に外せないように締め付けトルクねじでスマホに取り付けて使用する。背面にはリングがついていて、通話時はリング部分を指にかけていれば、電話をひったくられるとリングがポキッと外れて警報音が鳴る。また、リングとHalo+スマホを別々に携帯して盗難防止に役立てることもできる。リングはセンサーを搭載していて、リングとHaloが設定距離を超えて離れると、115デシベルと耳を塞ぎたくなるような警報音が鳴る。
盗難以外にも、身の危険を感じるような時にはHalo本体についている緊急ボタンで、警報音や撮影、設定した連絡先へ危険を知らせるメッセージの送信などすべてのセキュリティ機能を作動させることができる。日常の使用では、iPhoneの音を改善するスピーカーとして、そして外付けバッテリーとして使うことができるのも便利だろう。
写真を見れば明らかだが、Haloを取り付けると分厚くなるので、iPhone 5の売りのひとつである“スリムさ”が生かせないというデメリットはある。しかし盗難にあって苦い経験をした人にとっては受容できる範囲といえるかもしれない。現在、クラウドファンディンサイト「Indiegogo」で7万ドルを目標に資金を募っていて、同キャンペーンでは49ドルで入手できる。最終的な小売価格は99ドルになる見込み。
Halo