家庭でのエンターテイメント用で、ノイズキャンセリングを搭載しているのはもちろん、映画館のような音響となるシネマティックサウンド機能を備えているなど、よりリアルにコンテンツを楽しめるという。
・マイク5つ搭載
Dolby Dimensionは40ミリのアコースティックドライバーを搭載。映画館のような投入感のあるサウンドを楽しめ、Dolby Atmosを使った作品にも対応する。また、音質を追求したヘッドフォンにアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が搭載されているのは珍しいことではないが、Dolby Dimensionの場合、5つのマイクを使ってノイズを抑制する。
・ノイズ遮断を調整できる
注目すべきは、ANCの度合いを調整し、ヘッドフォンの音と周囲の音を“ミックスする”LifeMix機能。例えば家族の声が聞こえるよう、外音を完全に遮断しないようにしながらもコンテンツの音をたっぷり楽しめるというもので、その度合いを好みで調整できる。また、3つのBluetooth機器に同時に接続することができ、専用スイッチを使って接続デバイスを切り替えることができるのも便利そうだ。
・イヤーカップにタッチパッド
イヤーカップのサイドにはタッチパッドが搭載されていて、その部分をタップしたりスライドしたりすることで音量調整や再生・停止・曲送りなどが操作でき、さらには電話に出たり、音声アシスタントを立ち上げたりすることもできる。駆動時間はローパワーモードで15時間、ANCをオンにしたときは10時間となっている。価格は599ドル(約6万8000円)で、まずは米国のみの販売となる。
Dolby