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飛行船のようなドローン「Plimp」、乗船可能モデルを開発中

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米国シアトル拠点のスタートアップEgan Airshipsは、飛行機と飛行船を組み合わせたようなドローン「Plimp」を手がけている。

このPlimpに、人が乗船できる「モデルJ」が加わる。Egan Airships が4年以内に発売することを明らかにした。

・電動モーター搭載

どう見ても飛行船のようにしか見えないが、Plimpは電気で動く垂直離着陸機(VTOL)。翼を2つ備え、それぞれに電動モーターとプロペラを搭載している。

翼は回転するようになっていて、まっすぐ縦に向けると垂直に離陸できる。そしていざ目的地に向かうとなった段には翼を水平にして推進力を得る。

離発着は電気で、そして飛行はガスと電気のハイブリッド。最高スピードは時速138キロメートル、航続距離は515キロメートルを想定している。

・操作もシンプル

モデルJはPlimpと同じ仕組みだが、人が乗れるように大型化している。全長51.5メートル、翼の幅は18.5メートルあり、客8人、乗組員2人の計10人が乗り込めるとのこと。

開発元によると、ヘリコプターより製造費が安く、また運航操作もシンプルなのがメリットなのだという。用途としては、上空からのモニターや観測、観光利用などが想定される。

4年以内の実用化を目指すとのことで、そのころには空飛ぶタクシーなど他のドローンも商用化され、デザインや目的が異なるさまざまなドローンが飛び交うようになっているのかもしれない。

Plimp

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