「digitalSTROM」は、まるでレゴブロックのような形状をしたブロック型モジュールで、照明やテレビ、電動ブラインドといった、各家庭のオフライン機器の電源部分に接続させて使用する。それぞれのモジュール内に搭載されているチップから発せられる信号を、お互いのセンサーがキャッチする機能をもっている。そして、各ブロックモジュールから発せられる情報は、自宅のヒューズボックス内に設置された“メーター”に送信される。すると、それぞれの家電の電気使用状況や使用電気量などを算出し、アプリを通じてスマートフォンでチェックできるほか、照明のオンオフ、ブラインドの開閉などの家電の操作をおこなえる。
このブロックモジュールは60以上の機能をもっており、機能は色ごとに区別できるようになっている。モジュールをつなぐケーブルも不要で、これまである家電はそのままに、小さく賢いブロック型ツールを導入するだけで、家全体のスマート化がおこなえる手軽さは、大きな美点だろう。
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