そこで「Beat Cancer」を紹介しよう。
・名前も見た目もBeats寄り?
このヘッドホンは名前も見た目もなんだかBeatsヘッドホンに似ている気がするから不思議だ。側面にはうっすらとリボンのロゴがついているものの、いわなければ一瞬Beatsのヘッドホンをつけているようにすら見える。もちろんヘッドホンとしての機能もまずまずだ。Beat Cancerはワイヤレス利用に対応しており、連続音楽再生時間は約10時間で、約3時間で満充電が可能だ。しかも1台99豪ドル(約8060円)という価格で、ノイズキャンセリング機能まで搭載している。
・利益のすべてをがんの研究費用にあてる
ただ、Beat Cancerヘッドホンの一番のポイントは、売上から出た利益の全額ががん治療の研究費用に使われるということだ。「Beat Cancer」というネーミングもそこからきている。本製品は特にマーケティングや広告も行っておらず、なんなら本キャンペーンの企画者はオフィスももっていない。製品は直接製造元から購入しているため仲介費などもかからない。
これら一般的にかかるコストをおさえることで、高品質なヘッドホンをこの低価格で提供することができているらしい。ただ、音質やノイズキャンセリングの効きに関してはやはり使ってみないとわからないのが正直なところだろう。
Beat Cancerヘッドホンは現在Indiegogoにてキャンペーンを実施しており、発送は2019年1月頃を予定している。
執筆:Doga
Beat Cancer/Indiegogo