この記事で紹介する「TailTale」も、一般的なスマートウォッチとほぼ同様の機能を備えている。ただし、装着するのは人間ではなく犬。TailTaleは飼い犬の健康管理に特化したスマートデバイスである。
・迷子になる前の備え
TailTaleには専用ハーネスが用意されていて、製品自体の重量は僅か115g。IP65防塵防水規格である。これを愛犬に取り付けてみよう。まずは心拍数と体温をTailTaleで算出することができる。このデータを日々取得すれば、犬の身体異常もすぐに察知できるのだ。
そして、人間のスマートウォッチと同様に歩数計機能もある。犬も生き物だから、日々の運動は欠かせない。また、愛犬の体力を計る上での指標にもなる。
そして、GPS機能。犬がどこかに行ってしまった場合、それを追跡する上で役に立つ。Wi-Fiかモバイルシグナルがあればデータを即座に反映できるため、犬が迷子になってしまう可能性も低い。
また、TailTaleには480万画素のカメラも搭載されている。これで愛犬がどのような光景を見ているのか、ということも把握できる。
・健康管理も万全
このTailTaleを使用し続けていれば、犬の加齢に合わせた健康管理もできるだろう。成長途上の犬と老犬とでは、当然ながら管理の仕方も違う。TailTaleは現在、クラウドファンディング「Kickstarter」で119ポンド(約1万7500円)からの出資を募っている。配送は来年2月からを予定。
Kickstarter