これはよく考えたら、猫にとっての最適な運動ではないか。ならば、いっそレーザーポインターを猫用の運動器具にしてしまえばいい。「Felik」はそのようなコンセプトの製品だ。
しかもこの製品は、カメラとAIが搭載されたスマートデバイスである。飼い主がその場にいなくても、自動で猫と戯れてくれる。
・レーザーポインターでペットと追いかけっこ
Felikは、飼い猫を監視するためのデバイスとしても機能する。カメラの視野に入った猫を認識し、内蔵のレーザーポインターを照射。もちろん、このレーザーポインターは猫に追いつかれまいと角度を変える。一連の動作はAIがそれぞれの猫に合わせてアルゴリズムを構築する。猫にも体力差や癖があるから、AIがそれをしっかり把握するということだ。
なお、Felikは犬にも対応可能である。室内のペットの様子は、専用スマホアプリでいつでも確認することができる。
また、Felikのレーザーポインターを起動させる頃合いや、ペットを運動させる時間もアプリから設定できる。飼い主が世界のどこにいようと、そこがオンライン環境下である限りは自宅のペットと戯れることができるのだ。
・永続的に遊べる設計
このFelikはペットのイタズラ防止や、運動不足解消に役立つ。Felikに内蔵のクアッドコアCPUはレーザーポインターの動きをパターン化させず、永続的にペットが遊べるよう設計されている。Felikは現在、クラウドファンディング「Indiegogo」で110ドル(約1万2000円・スタンド込みのセット)から。
Indiegogo