JaybirdのフラッグシップとしてはこれまでXシリーズだったが、新たにプロシリーズのラインを設け、今回のTarah Proはその第1弾となる。プロの需要に応えるというのが同シリーズのコンセプトだ。
・14時間駆動
Tarah Proはランナーの中でもかなりハードに走る人向けの商品となる。同社サイトにあるプロモーションビデオを観ると一目瞭然、トレイルランナーが山あり谷あり岩場ありの激しいコースをTarah Proを装着して駆け抜ける。これまでのラインナップとの最大の違いは駆動時間だ。同社が展開してきた既存商品では6〜8時間だったが、Tarah Proは14時間作動する。これだと、たとえば早朝から夕方までのアクティビティでもずっと使い続けられる。
・装着は2通り
ハードに走る時に使う前提なので、もちろん装着にもこだわっている。ティップとフィンは3サイズずつ用意され、装着方法もイヤーピース部分を回転させることでケーブルが耳の上と下を通る2つのスタイルから選べる。そのほか、ケーブルが汗をかいた肌にまとわりつかないようにケーブル表面をファブリック素材で覆ったり、フェイスラインに馴染むようリモコン部分がカーブを描いたりと、ランナーにとって快適な使い心地になるように細かな部分まで配慮されている。
当然、防水仕様でIPX7をクリア。専用アプリでイコライザー調整できるなど音質もぬかりない。
Tarah ProはすでにJaybirdサイトでプレオーダーを受け付けていて価格は159.99ドル(約1万8000円)となっている。
Tarah Pro/Jaybird