13.3インチのRetinaディスプレイで目がさめるほどの鮮やかさを楽しめるようになり、Touch IDでセキュリティも向上。性能や機能とは別に、素材に100%再生アルミニウムを使用するなど環境問題に率先して取り組んでいるAppleらしさも光る。
・重さわずか1.25キロ!
RetinaディスプレイではHDディスプレイの4倍のピクセルがつまっている。画像が色鮮やかにそして細部までシャープに表示される。また、ベゼルが50%せまくなったので、コンテンツがスクリーンいっぱいに映し出される。ベゼルがせまくなったことで端末そのもののサイズが17%小さくなり、厚さは15.6ミリと従来に比べ10%も薄くなっている。重さにいたっては1.25キロとますます持ち運びしやすくなった。
・スピーカー音量25%大きく
そして、MacBook Proなどではすでに採用されているTouch IDだが、Airでは今回が初の搭載となる。キーボード右上にあるセンサー上に指先を置くだけでロック解除でき、大事な書類の管理やApple Payでの支払いも指紋認証で安全に行える。加えて、MacBook Proと同じく、USB-C搭載となった。ちなみに、同日発表された新iPad ProでもライトニングからUSB-Cへと変更されている。
そのほかの大きなグレードアップは、スピーカーの音量25%大きくなったこと、感圧タッチトラックパッドが20%大きくなったことなど。
・環境意識をアピール
一方、新MacBook Air発表時、イベント出席者からひときわ大きな拍手が送られたのが100%再生アルミニウムを使用しているという点だ。回収したアルミニウムの削りくずを原子レベルで再生していて、Appleが「Greenest ever(もっとも環境に優しい)」とうたうように、地球に負担をかけることなく製造している。この点も環境問題を真剣にとらえているAppleファンに密かなアピールポイントとなりそうだ。
そのほかのスペックとしては、CPUは8世代インテルCore i5、RAMは最大16GB、ストレージは最大1.5TB。バッテリーは最長12時間持続し、カラーはスペースグレイ、ゴールド、グレイの3色を展開する。
価格はRAM8GB、ストレージ128GBのバージョンが13万4800円(税別)で、発売は11月7日となっている。
MacBook Air/Apple(日本)