今回紹介する日本発のハブデバイス「mui」は、そんなハブデバイスとしてうまく私たちの自宅へ溶け込んでくれそうな温もりをもったアイテムだ。
・木製タッチパネルディスプレイ
壁にかけて使うmuiは木製のタッチパネルディスプレイで、このデバイスを通してメッセージを送受信したり、ニュースや天気を確認したり、アラームをかけたり、自宅にあるスマートホームデバイスをコントロールしたりすることができる。片手でサッと表面に触れるだけで本体は起動し、そのまま放置しておくと自動でスリープモードに切り替わる。IFTTTとも連携しているので、市場で出回っている多くのホームデバイスやサービスと合わせて自分独自のルーティンを組むこともできるだろう。
・スマホの代わりになるような存在に?
あらゆるものがスマホで管理できるようになった分、私たちは余計なことにまで時間を使ってしまうことが増えてきた。機能がシンプルなmuiは、そんな状態を防ぎ、プライベートな生活が邪魔されないようにという願いから生まれたデバイスだそうだ。むしろ見た目は「デバイス」というよりは、1枚の「木材プレート」といった印象なので、部屋のインテリアの雰囲気を壊さず、生活にそっと馴染むのではないだろうか。値段は現在Kickstarterにて1台599ドル(約6万7300円)だ。キャンペーンは2018年12月8日まで行われている。
執筆:Doga
mui/Kickstarter