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Start Up 3つの単語の組み合わせで場所を特定できる「What3words」 待ち合わせに最適

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3つの単語の組み合わせで場所を特定できる「What3words」 待ち合わせに最適

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what3wordsスマートフォンやPCなどの地図で場所を検索するとき、多くの人は住所やキーワードを入力しているのではないだろうか。確かに、最近のマップは精度が高くなってきていて、すぐさま検索結果をマップに表示してくれる。しかしそれはあくまでも住所表記に基づいている。それよりもっとピンポイントで場所を特定できる地図サービスが「What3words」だ。

What3wordsでは地球上を3メートル四方ごとに区切り、その1つ1つに単語を組み合わせた名称がつけられている。Google Mapを使用していて、興味のある場所にピンを持ってくると、住所の代わりに3つの単語がランダムに組み合わされた“地名”なるものが表示される。“地名”は3メートル四方ごとなので、例えば東京駅を例にとってみると、JR丸の内中央口が「comb.blinking.muscular」、八重洲中央口だと「airbag.staring.torched」というふうに表示される。

活用法としては、待ち合わせ相手などへ場所を案内するときに、地図へのリンクをメール添付してシェアするのが主流だ。その場合、相手はインターネットブラウザから地図を閲覧できるので、アプリをダウンロードしていなくても大丈夫。東京駅のように大きな駅や、公園などの広い場所で待ち合わせるときに使うと便利だろう。

また、“地名”の単語は有料でカスタマイズ化できる。OneWordsというサービスで、この場合、6文字以上の単語1つでOK(未使用のものに限る)。自宅やオフィスなどの“地名”を好きに設定でき、1年単位でその“使用権”を契約できる。料金は年間0.99ポンド/1.5ドルとなっている。

開発したロンドン拠点のスタートアップは、この新しい地図サービスを普及させようと50万ドルを調達。さらに、活用法も広げようとこのほどデベロッパー向けにAPIを公開しており、今後新しいサービスが出てくることも期待される。

What3words

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