多様化するペットとはいえ、日本におけるペットの飼育数は、猫が約952万匹、犬が約892万匹と、合計で約1,845万匹に達するといわれている(一般社団法人 ペットフード協会「2017年全国犬猫飼育実態調査」)。
猫の飼育数はやはりダントツに多い。ペットは「コンパニオンアニマル(伴侶動物)」として家族の一員であり、ペット関連の支出は年々増加傾向にあるという(総務省家計統計)。
・猫の活動&生活を見守る首輪型ウェアラブルデバイス、Makuakeで先行販売
大切な家族である猫の生活をテクノロジーで見守る、猫専用の首輪型ウェアラブルデバイス「Catlog」は、国内最大級のクラウドファンディングMakuakeで先行予約販売がスタートしている。猫は犬のように毎日散歩に連れて行く必要がなく、一人遊びや留守番が得意な動物であると思われているため、一日の多くをひとりで過ごしていることが多い。だからこそ、飼い主にとって“謎”な部分が多いともいえる。
そんな飼い主の悩みに応えるのが「Catlog」で、飼い主の代わりに猫を見守る”次世代の首輪”である。猫の活動データを24時間記録し、歩く・走るなどの運動や睡眠・休息、飲食など留守番中の行動をスマホで確認できる。
情報は蓄積され、将来的には他猫との比較ができるようになる見込みだ。家族、獣医、キャットシッターともアカウントの共有ができ、猫の健康管理をデータとして管理し、把握しやすくなる。
“多頭飼い”にも対応しており、複数の猫を飼っていても、同じ時間帯にそれぞれどんな行動をしていたのかなど、1つのアプリで管理できるのも嬉しい。
・開発メンバーも大の猫好き!“Bio-Logging”や機械学習技術を採用
「Catlog」を開発しているのは、猫を愛してやまない代表取締役社長の伊豫 愉芸子(いよゆきこ)氏をはじめとするRABOのメンバー。テクノロジーを活用して猫の生活を良くする“Cat-Tech Company”として、2018年2月22日の猫の日に設立された。“Bio-Logging(バイオロギング)”という、元々は海洋生物に加速度ロガーなど小型のセンサーを装着し、生態行動を調査する研究手法をベースに開発されており、RABOではバイオロギング研究の先端研究室である、東京大学 大気海洋研究所 海洋生命科学部門 行動生態計測分野の佐藤克文教授らにアドバイザーとして協力を仰いでいる。
バイオロギングの技術によって収集された複雑なログデータを機械学習を用いて処理し、データを累積・管理している。今後、多様な猫種、様々な体型の猫たちの行動解析の精度が上がるように、愛猫がとっている行動をアプリを通じて飼い主から集める機能も搭載する予定だ。
猫好きによる、猫のためのウェアラブルデバイス。Makuakeでのプロジェクト開催は、2019年2月22日23:59まで。興味がある人はアクセスしてみては。
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PR TIMESリリース