そんな寒い環境でのアクティビティをする人が暖を確保しながらより快適に楽しめるように開発されたヒーター機能付きのシャツ「Flare」が登場した。
・カーボンファイバー活用
Flareは早い話、バッテリーで温められるホッカイロを搭載したようなスポーツシャツ。腹部に1カ所、背中側に2カ所ヒーティングゾーンがある。このヒーティングゾーンを、シャツについたボタン一つで操作でき、しかも暖かさを3段階で調整できるというものだ。
ヒーティングゾーンはカーボンファイバーでできていて、カーボンファイバーは温まりやすく、最小限の電気で作動するので効率がいいのが特徴なのだという。
・高温で2時間持続
使うには、シャツから伸びるコードを専用バッテリーにつなげて、シャツ下部にあるボタンを押すだけ。最も高い温度に設定した場合2時間持続する。中程度だと3.5時間、一番低い温度設定で5時間もつ。山登りやスキーなど寒い中で体を動かすとき、初めは寒いが、次第に体が温まってきて汗をかいたりする。そうしたとき、最初だけシャツをオンにして、体が温まってきたらオフにするという使い方ができる。
・スマホの充電も
バッテリーはiPhone 6ほどの大きさで容量は6000mAh。バッテリーを外せばシャツは洗濯機で洗うことができるとのこと。また、このバッテリーではUSBケーブルでつないでスマホなどデバイスの充電もできる。暖を取り、スマホも充電できるという一石二鳥のこのシャツ、現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中。すでに資金調達の目標額は達成し、今なら129ドル(約1万4000円)の出資で入手できる。
12月1日まで出資を受け付け、出荷は来年3月を予定している。うまくいけば今冬シーズン最後のアクティビティに活用できるかもしれない。
Flare/Kickstarter