Genneoは大小2つのモデルある。大きい方のG4000は長さ約25センチ、重さ990グラム。リュックに入れて5時間歩いてその振動で発電すれば、スマートフォンで1時間通話ができるだけの電気がまかなえる。一方、小さい方のG3000は長さ約21センチで重さは765グラム。1時間通話するためには7時間の発電が必要だ。Genneoは円筒ではなく、持ちやすいようにひょうたんのような形をしていて、手にもってシェイクすればより早く発電できる。例えばG4000を1分間シェイクすると3分の通話分を発電できるので、停電などの事態にも活躍しそうだ。
Genneoはリニア振動発電機の技術を応用している。リニア発電というと、振ることで光る電池不要の懐中電灯などに使われてきた。その技術を、携帯端末が充電できるほどのパワー規模に改良した。G4000は3400ミリアンペア、G3000が2900ミリアンペアのバッテリーを搭載している。両タイプともアルミニウム製で防水となっている。
現在、プロジェクト支援サイト「Kickstater」でキャンペーンを展開中で、今ならG4000を225ドルで入手できる。商品の発送は来年2月を予定している。
Genneo