その折り畳み自転車が、電動アシスト車であればさらに便利だろう。クラウドファンディング「Makuake」に登場した「ENKEEO」は、わずか14インチのタイヤを持った電動アシスト自転車である。
・14インチホイールに強力モーター
14インチの自転車のタイヤホイールは、改めて見れば子供用にも思えてしまう。26インチ前後のそれと比べたら、まるで冗談のような大きさだ。しかし、その走行性能は冗談どころかパワフルな本格仕様である。ENKEEOは4WAYモードを搭載し、状況に応じて4通りの出力を設定できる。出力250Wのブラシレスモーターは、急な坂道も苦にしないパワーを持つ。なお、このモーターは前輪に付いている。
バッテリー容量は2550mAhで、これは約20kmのアシストを実現させる。重量は13.5gで、耐荷重は85kgまで。速度や電池残量等を表示する液晶画面は、ハンドル左手側に搭載されている。
折り畳みの方式であるが、まずサドルを下げてハンドルを下方に180度倒す仕組みのようだ。そもそもが14インチのホイールだから、無駄に高さを取ることもない。
・日本の法律に適合
トルクセンサーが後輪に搭載されており、そこからペダル踏力を読み取ってアシスト電力を決定するという仕組みのENKEEO。頼りなさすら感じてしまうデザインであるが、その中身は強靭な走行性能を持つ電動アシスト自転車なのだ。さて、そんなENKEEOであるが先述のように国内クラウドファンディング「Makuake」でキャンペーンを行っている。日本国内のユーザーを対象にした製品だから、アシスト比率や装備等は日本の法律に準じている。
この製品は現在、1台提供4万9300円からの出資枠を設けている。
Makuake