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スマホへデータを転送できる血糖値測定器が登場 専用アプリで日々の記録が容易に

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iHealth Labs糖尿病を患う米国国民は今や2500万人と推計され、人口の8%にのぼるとされている。糖尿病は血糖値を管理することが重要な病気だが、そのためには血糖値をこまめにモニターする必要がある。そうした事情を背景に、米国の医療機器メーカー「iHealth Labs」がこのほど発売したのは患者が自分で血糖値を測定する小型の測定器。測定したデータはアプリ(iOS専用)をダウンロードしたスマートフォンにBluetoothで送られ、アプリ内に記録を保存したりデータを医者や家族と共有したりすることができるというものだ。

測定器と針などの付属品、無料アプリから成るこのキットの名称は「Wireless Smart Gluco-Monitoring System」。米国食品医薬品局の承認を得ている。測定器は平たくしたマウスのような形状をしていて、9×3.5センチ、厚さ1.9センチと小型なので持ち運びも容易だ。付属の針で血液を採取すると、わずか5秒で結果がLEDディスプレーに表示される。そのデータはアプリをダウンロードしたスマートフォンに送られ、自動的にアカウントのログブックに記録される仕組みになっている。

このシステムを使うことで患者はアプリで血糖値の変化を容易にチェック・管理でき、データをかかりつけ医や家族と共有して治療に役立てることができる。また、血糖値測定や服薬のリマインダーをセットできる機能も便利だろう。

測定器は79.95ドル。iHealth Labsのサイトで入手できるほか、米家電量販店Best Buyと販売提携している。現在、全米展開する大手ドラッグチェーンとの提携も模索しているという。

iHealth Labs

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