任天堂と、現地の教育組織Institute of Playが協力してまずはパイロット事業としてニューヨークで来年6月まで展開し、その後全米100校に拡大する予定だ。
・2000人分のキット配布
パイロット事業では、8〜11歳の生徒2000人分のラボキットとSwitchを配布する。そして、カリキュラムの内容はInstitute of Playがサポートする。これはSTEAM授業(サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、芸術、算数)の一環だが、遊びをベースにしながらいかに子どもたちに学習してもらうかが肝となる。そのため、Institute of Playが教師向けのガイドを配布するなどして授業の運営をバックアップする。
コーディングなどの知識だけでなく、この授業を通してコミュニケーション能力やクリエイティビティを養ってもらうのも狙いだ。
・学習意欲と遊び心を満たす
Institute of Playは「我々は学習と遊び心を組み合わせている新たなツールやテクノロジーを模索しているが、ニンテンドーラボはどちらの面でも素晴らしいアプローチをしている」と評価。さらに、「パイロット事業に参加している教師たちはすでにニンテンドーラボが授業に馴染んでいる様子を目にしている」と話す。
このパイロット事業終了後は全米100校に拡大する予定となっていて、現在参加の申し込みを受け付けている。こんなプログラム、日本の学校でもほしい!という声が聞こえてきそうだ。
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