だが、ここで紹介する「HUB」は24時間どころではない。何と100時間もの音楽再生が可能という。このイヤホンがあれば、長距離路線の旅客機でも快適に過ごせるはずだ。
・スマホに給電も可能!
HUBの稼働時間は冒頭の通り、ケースの100時間分とHUB本体の8時間分。合計すると108時間の電力が確保されている。言い換えれば、4日と12時間である。ロンドンからニューヨークまでの旅客機のフライト時間が約9時間。この旅客機内で過ごすとしたら、一度ケースで充電する必要がある。それでも十分過ぎるほどの電力が残る。もしこの時スマートフォンが電池切れを起こしていたら、HUBのケースから充電することも可能。
HUBそのものへのチャージングも早く、わずか15分で3時間の連続再生ができるようになる。なお、HUBのケースはワイヤレスチャージに対応している。
本体はタッチコントロールが組み込まれていて、そこから再生や一時停止等の操作ができる。また、GoogleアシスタントやSiriと連動させることも可能だ。
・「外の音」を通す
ワイヤレスイヤホンの中には音楽に没頭するため、外部の音を完全遮断する機能を有した製品もある。しかしこれが活きるのはあくまでも室内。野外で音楽を聴く時は、むしろ外部からの音が聞こえないと危険である。HUBは音楽を再生しつつも、周囲の人の声や車のエンジン音、クラクションの音などをそのまま通す機能を備えている。これにより、歩行中の使用者の安全が確保されるというわけだ。
HUBはクラウドファンディング「Indiegogo」で89ドル(約1万円)から。
Indiegogo