・AIの力で狭い部屋を広く利用
同社が現在手がけているのは、ロボットアパートシステム「Bumblebee Spaces」。スマート・ロボットとAIスタックを使って、家具を天井に保管できる仕組みを作り上げた。「Bumblebee Spaces」の目的は、狭い部屋を広く使うことにある。そこで目を付けたのが、天井や壁といった3次元の空間。クローゼットやベッドなど、場所を取りがちなツールは、ここにしまっておけばいい。
・保管と管理は手持ちの端末で
管理と検索は、デジタル端末にお任せ。ディープラーニングによって、アイテムはすべて分類・カタログ化される。どこに何を入れたか、もう迷うことはない。タップ1つで、クローゼットがするすると、天井から降りてくるのだ。モジュールシステムで、任意の場所に素早くフィット。ライフスタイルに合わせて、レイアウトを変更することも可能だ。目標は、2019年末までに、数百台のユニットを製造すること。価格は、フルベッドルームセットで6000〜1万ドル(約68万~113万円)。しかし、これはあくまで開発段階での予想。正式な市場価格は、来年発表される予定だ。
Bumblebee Spaces