・最新のサイバーセキュリティ情報を発信
今年で6回目を迎える情報セキュリティ国際会議「CODE BLUE」は、そうした対策を議論する場。医療業界では、“緊急事態発生”や、“関係者招集”という意味で使われるCODE BLUE。ここでは、CODEが技術、BLUEは海を表す。国際的なコミュティ形成の場を設けるとともに、CODE(技術)によって、BLUE(海)を越えて人と人をつなぎ、よりよいインターネット社会作りをめざすというもの。当日は、ミッコ・ヒッポネン氏や、ケネス・ギアス氏といった、世界トップクラスの専門家が集結。最新のサイバーセキュリティ情報の交換と、国際交流を促進する。
・人材育成にも意欲的
同時に目的としているのが、非英語圏(アジア各国)から、世界に通用する人材を発掘すること。例えば、優秀な若年研究者には、給付型奨学金を支給。他にも、学生スタッフの聴講、同時通訳が付く国際会議での講演や、海外の技術者と切磋琢磨する場を提供するなど、人材育成にも積極的に取り組んでいる。さて、肝心の議題だが、今年度は、昨年好評を得たサイバー犯罪対策特別トラックに加え、Blockchainトラック、Law & Policyトラックを新設。ブロックチェーン・暗号通貨・ビジネスメール詐欺・サイバー戦争など、昨今注目されている分野の最新セキュリティ動向を、徹底解説する。
さらに、来場者参加型のコンテストも開催。国際的ハッキングコンテスト「CODE BLUE CTF」の本戦を筆頭に、実践的かつグローバルなトピックに関するコンテストを催す予定だ。
スケジュールは、次の通り。10月29日から30日の2日間は、トレーニングデイ。本番のカンファレンスは、11月1日と2日に行われる。詳細は、公式サイトで確認を。
CODE BLUE 公式サイト