「Focals」というこのスマートグラス、一見ふつうのメガネのように見えるがホログラフィックディスプレイを搭載し、スマホに届いたメッセージやノーティフィケーション、ナビ情報などを映し出すというものだ。
・音声操作にも対応
機能的にはGoogle Glassに近い。しかしGoogle Glassはいかついデザインで、一目でスマートグラスとわかる。それに比べ、Focalsはフレームのサイド部分がやや太いものの正面からはまったく普通のメガネにしか見えない。で、どんなことができるかというと、スマホと連携させることで、スマホに届いたメッセージや道順、スケジュール、天気予報などの情報をFocalsでチェックできるようになる。
テキストメッセージを音声で入力して送信したり、ビルトインされたAlexaを使って音楽を流したりと、ハンズフリー機能も充実している。
・ジョイスティックリングで操作も
Focalsには、Focalsに表示される内容を操作するためのリング「Loop」もついてくる。Loopには小さなジョイスティックがあり、これを左右上下に動かすことで操作できる。Focalsはすでにウェッブサイトで予約の受付が始まり、価格は999ドル(約11万2000円)となっている。もちろん、メガネとなるとかけ心地が重要になってくることから、開発元は米国ブルックリンとカナダ・トロントにショールームを11月に開設し、そこでサイズ調整してカスタマイズしたり相談を受けたりするとのこと。
なお、開発元は今回のFocals の発表に合わせて、ブランド名をThalmic LabsからNorthに変更している。
North