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1600キロのビジネスジェットが2023年に登場!? GEが専用エンジンを設計

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米ゼネラル・エレクトリック(GE)傘下の航空機エンジンメーカーGEアビエーションは、ビジネスジェット向けの超音速エンジンの初期設計を完了したと発表した。

マッハ1.4(時速1600キロ)の速さでの飛行が可能で、2023年の初フライトを見込んでいる。

・戦闘機の専門家が設計

「Affinity(アフィニティ)」と呼ばれるこのエンジンは、エアリオン社が製造を進める超音速ビジネスジェットAS2のために開発された。GEの戦闘機ジェットの専門家やボーイング787型機のエンジン専門家が携わっている。

現在は初期設計を終えた段階で、エアリオン社が2023年に予定している初飛行に間に合うよう今後フル設計を行う。

・騒音抑制に配慮

GEアビエーションによると、このエンジンでは高度1万8000メートル、マッハ1.4の速度で飛行が可能とのこと。騒音抑制に配慮した設計で、洋上では超音速で、陸上では亜音速で飛行可能という。

一方、機体AS2を開発するエアリオンは資産家ロバート・バス氏が出資する航空スタートアップ。AS2の開発にはロッキード・マーチンやHoneywellなども協力しているなど、なかなかの顔ぶれだ。

AS2は12人乗りのビジネスジェット機で、民間航空機より60%ほど高速で飛行でき、大西洋横断であれば現在より3時間短い飛行時間で移動できるという。

GEの今回の発表では、2025年までのフル生産を見込んでいて、順調に行けばあと7年もすると世界のトップエグゼグティブたちは超音速で世界を移動していることになる。

GEアビエーション

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