そこに、撮った写真はスマホで確認するという現代風のアレンジが加えられている。
・LCDスクリーンなし
PixiiはLCDスクリーンを備えておらず、撮影するときは光学ビューファインダーを覗き込む。これはスクリーン付きのカメラに慣れている人には不便に感じるかもしれないが、肉眼に近い見え方となるのでこちらの方が撮影しながら出来をイメージしやすい。また、レンジファインダーの特徴として、ボディがコンパクトなのも売りだ。これは一眼レフのようにミラーなどを組み込む必要がないためだが、開発元はレンジファインダーカメラの中でもPixiiは最もコンパクトな部類に入るとうたう。
・Leica Mレンズシステム
LCDスクリーンがないから不便かと思いきや、撮影したものは連携するスマホで確認できる仕様になっている。今や誰もがスマホを持ち歩く時代であることを反映したつくりといえる。その他スペックとしては、エレクトロニックシャッター、サンプリングレート12bit、ハイダイナミックレンジ60〜90dBを備え、ISO感度は100〜6400。CMOSセンサーについてはまだ明らかにされていない。
レンズシステムはLeica Mで、Leica、Zeiss、Voigtlanderのレンズを利用できる。
こだわりのある人向けのこのカメラ、価格や発売日は間もなく発表される見込みだ。
Pixii