・8月に続き10月の走行テストでも接触事故
しかし、その道のりは、今のところ前途多難の模様。8月に行われたテスト走行では、カリフォルニアの道路上で接触事故が勃発。自律センサーを搭載した日産車とすれ違うというシナリオだったが、その際両車両とも、損傷を受けたという。幸い、日産車のドライバーにけがはなく、事なきを得た。そして、事故からわずか2か月足らずの、米国時間10月15日。2度目のテスト走行で、またもや衝突。North Wolfe RoadからStewart Driveに左折するとき、監視役のトヨタ・カムリと接触し、互いの車体に軽い傷がついたとのこと。
・Waymoとの比較も
これだけ読むと、安全性を疑問視したくなるかもしれないが、記事を掲載したCult of macはそうは考えていない。同じく自律走行車を開発中のGoogleは、自社のWaymoのテスト走行で、11回にわたり、衝突事故を起こしている。それに比べれば、アップルなんてかわいいもの、ということらしい。ただし、Waymoはこれまでに、公道で4万キロ以上走ってきた実績がある。そこは、忘れてはならないだろう。シリコンバレーの2大企業を虜にする自律走行車。世間から完全に認めてもらえるようになるまで、もう少し時間がかかりそうだ。
souce by Cult of mac