なんと指先に乗るほどのサイズながら最大倍率800倍とかなりパワフルで、プロフェッショナル用の顕微鏡に引けをとらない。
・重さ1.5グラム!
iMicroは楕円形デザインで、大きさは長さ26ミリ、幅12ミリ、厚さ3.5ミリ。重さにいたってはわずか1.5グラムだ。財布に入れても邪魔にならない。使い方はというと、極めてシンプルだ。iMicroの裏はナノサクションパッドになっていて、スマホのカメラ部分にくっつけるだけ。そのほかに必要とするものはなく、取り外しも簡単だ。
あとは専用アプリ(iOS、Android)を立ち上げれば、倍率を調整しながら観察したり写真を撮ったりできる。
・歪みも抑制
倍率は100〜800倍で、観察写真サンプルとして開発元はミツバチの花粉が付いた足や、米100ドル札の細部などの写真を公開している。そのほかにもチョウの羽の表皮など、肉眼では見られないものをくっきりと映し出している。この顕微鏡では歪みも抑えるように設計されているとのこと。また、iMicroには専用の定規も付いてくるので、小さなものをアップしてサイズを計測するということができる。仕事や研究で観察を頻繁にするという人には、かなり便利そうだ。
もちろん、単に肉眼で見ることのできない世界をのぞいてみたいという興味を持っている人にもうってつけで、値段的にも手にとりやすい価格設定だ。
今ならクラウドファンディングサイトKickstarterで39ドル(約4400円)〜となっていて、すでに調達目標額は達成。12月17日まで出資を受け付けたのち、来年3月にも発送が始まる見込みだ。
iMicro/Kickstarter