そこで、Squareはワンストップソリューションとなる新マシーン「Terminal」を発表した。クレジットカードやICカードのタップ、スワイプ、差し込み、そしてモバイル支払いにも対応するというものだ。
・場所取らず
クレジットカードやICカードに加え、近頃はApple Pay、Google Pay、Samsung Payなどスマホを使ったモバイル支払いを利用する人が増えている。それら全てに対応するのがTerminal。タッチスクリーンを搭載した小型のpos端末で、客は好みの方法で決済ができる。カードやスマホをスクリーンにかざす方法、それからカードを差し込んでチップを読ませる方法、そしてカードをスワイプして磁気テープを読ませる方法だ。小型なので場所をとらないのも魅力だろう。
・ワイヤレス!
また、ワイヤレスで作動し、レシートを発行する能力を持つのもTerminalのポイントだ。これなら、たとえばレストランで客のテーブルまでTerminalを持っていき、その場で決済ができる。Terminalのバッテリーは1日持つという。Terminalの価格は399ドル(約4万5000円)。それとは別に客が利用するごとに決済額の2.6%と10セントが利用料として発生する。
小規模の事業者にとってクレジット支払いシステムを導入するのは敷居が高いが、Squareの場合はシンプルな仕組みで、かつ手数料は相場(5%前後)より安いのも魅力。
今後時代はますますキャッシュレスに傾くことが予想され、中小の事業者、特に個人経営の人にとってTerminalは有力な手段となりそうだ。
Square Terminal