299ドル(約3万4000円)払えば、15ドルまでの乗車が30回利用できるというもので、単純に15ドルを30回払うのに比べ151ドルもお得だ。
・31回目以降は割引
ただし、15ドル未満であればいくらであろうとも乗車1回とみなす。つまり、10ドル以上の乗車を頻繁にする人は元が取れる計算だ。もし15ドル以上の乗車になれば、その差額を払う。このサービスの乗車はプラン購入から30日以内が有効で、通勤や通学、通院などでほぼ毎日利用するという人向けのサービスといえそうだ。
ちなみに、その月の利用31回目以降は、料金が5%オフになる。
・狙いは脱マイカー
乗れば乗るほどにお得になる仕組みだが、そうはいっても、そんなにLyftに乗るのか?と思う人もいるだろう。実は、Lyftの狙いは、車の所有者を減らすことにある。車の購入費、修理やメンテの費用、駐車場代などを合わせるとかなりの額になる。299ドルというとちょっとした額だが、車の所有にかかるコストに比べるとかなりリーズナブルというわけだ。しかも、運転のストレスを減らせるのも人によってはメリットとなり、“定期券”的なサービスとして毎日通勤に車を使っているような人を呼び込もうとしている。
Lyftは現在米国とカナダで事業展開しているが、この新プランは米国でのみ利用できる。
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