RPH Engineeringが制作した「Gun Box」は、安全に管理できる銃の保管場所の確保というニーズを受けて生まれた。このボックスには、“生体認証”の技術が用いられている。生体認証センサーにユーザーの指紋を認証させるか、あるいは無線周波数認証(radio frequency identification〔RFID〕)に対応した、指輪型やリストバンド型のデバイスをセンサーにかざすことで、ボックスのロックが解除される。
また、GPS追跡機能をもったプレミアムバージョンも開発されていて、誰かがボックスを移動させた場合、ユーザーにテキストメッセージのアラートを送信して知らせてくれるほか、ボックスの位置を追跡することが可能になっている。
このボックスは飛行機機体並みの強度を持つアルミニウムで作られているため、無理やり壊して開けるのは難しい。登録したユーザーや対応するツールでのみボックスを開けられるようになり、子どもが誤って銃に触れてしまったり、侵入者に銃を奪われたりといったことを避けられそうだ。
RPH Engineering Gun Box