指紋10個まで登録できるので、同僚と保守義務のあるデータなどを共有するのに便利そうだ。
・クラウドより安全?
パソコンはいつハックされるかわからないし、クラウドもそう信用できない。そんな人が信頼を置くのがセキュリティ機能付きのメモリだろう。中でも、用心深い人はパスワード入力タイプではなく生体認証付きのものを選ぶ。それに対応するのがLexarのUSBメモリだ。指紋認証を採用し、指紋10個まで登録できるようになっている。つまり、10人でメモリを安全に共有できるというわけだ。
・1秒で認証
指紋認証には1秒もかからない。そしてデータ読み込みにかかるスピードは150 MB/sで、スムーズな作業となる。もちろんセキュリティ面でもぬかりなく、データは最高レベルの強度といわれるAES-256bitで暗号化される。メモリの容量は32GB、64GB、128GBの3種。発売日や価格はまだ正式発表されていないが、33ドル〜90ドル程度になると見込まれ、今後数カ月以内に発売されるもよう。
このメモリはMacそしてWindowsのPCで使えるが、残念なのはUSB 3.0仕様のみとなっていることだろう。今後、USB-Cタイプの投入も期待したい。
Lexar