このアプリは動画のSNS投稿を前提としていて、ワンクリックで各メディアにアップロードできるプリセットも用意されている。
・速度コントロールも
撮影からSNS投稿まで、全ての工程において隙がなく、さすがAdobeと思わせる。中でも充実しているのは、やはり編集機能。他のビデオ編集アプリにもあるようなカットやエフェクトといった編集はもちろん、カラーやオーディオの調整、速度のコントロールもできる。用意されたモーショングラフィックステンプレートを使えば映像の質をさらに向上させることが可能だ。
・SNSのボタンを用意
編集が終わったら誰かと共有したくなるものだが、このアプリはその点を心得ていて作品のSNS投稿を想定したつくりになっている。YouTube、Facebook、Instagram、Twitter、Snapchatなど主要ソーシャルメディアのボタンが用意され、ワンタップでお気入りのメディアにアップロードして公開できる。そうした撮影から編集、SNS公開までの一連の作業がクロスプラットフォームでできるのもこのアプリの魅力だ。スマホで撮って、PCで編集し、タブレットで公開するということができる。もちろん、スマホで編集してすぐに公開も可能だ
・個人利用は月額980円
Premiere Rush CCは現在ウェブ、そしてiOSで利用できる(Android版は2019年リリース予定)。価格は単体プランが、個人利用月額980円(税別)、グループ版1980円(同)。こちらのプランでは書き出しは無制限に利用でき、100GBのクラウドストレージが用意される。興味がある、という人のためにお試しができる無料スタータープランもあり、こちらは書き出し3回まで、クラウドストレージは2GBとなっている。
今回Techable編集部はAdobeに招待を受けロサンゼルスのAdobeMAXに参加。会場ではYouTuberのリリー・シンが登場し、使い勝手の良さをアピールしていた。SNSの動画投稿に相性が良さそうなこのアプリ、どこまで普及するかが楽しみだ。
Premiere Rush CC
Adobe