オープン初日にして、100名以上の起業家やネットショップオーナーがイベントやワークショップの登録に訪れた。
・Shopifyの第一号店をロサンゼルスでオープン
「Shopify」が出店したのは、100店舗以上の飲食店や小売店が営業し、近年、ロサンゼルスのトレンド発信拠点として人気を集めている複合施設「ROW DTLA」だ。「Shopify」は、ロサンゼルス地域に総売上高100万ドル(約1億1200万円)超の大手400社を含め、およそ1万社のネットショップオーナーを擁することから、第一号店の場所として最適だと判断したという。
この店舗では、10時から19時までの営業時間中、スタッフが常駐し、起業家やネットショップオーナーに、ECサイトの開設や運営にまつわるナレッジの共有やアドバイスを対面で行う。
また、ワークショップやイベント、トレーニングセッションなども定期的に開催し、起業家コミュニティを醸成するリアルな場としても役立てたい考えだ。
・リアル店舗からECビジネスをサポート
「Shopify」では、2018年9月に拡張現実 (AR) を「Shopify」のネットショップに追加し、オンラインでの新たな購買体験を消費者に提供する「Shopify AR」をリリースするなど、最新のテクノロジーをECプラットフォームに先進的に導入してきた。その一方、このほど開設した実店舗を通じて、対面でのアドバイスや起業家に向けたサポートをさらに充実させ、「Shopify」のECプラットフォームを活用する事業者を積極的に支援しようとしている。(文 松岡由希子)
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