このイベントに大手出版社の講談社が参加し、「CEATEC JAPAN 2018」のUKパビリオン内に「コミュニケーション・ロボットATOM」を出展するという。
・日本発の世界的に有名なロボット「鉄腕アトム」が本物のロボットに!
「ATOM」とは、日本漫画界の巨匠・手塚治虫原作「鉄腕アトム」の主人公のロボット。日本だけでなく、世界的に有名なロボットキャラクターである。手塚プロダクション監修のもと、鉄腕アトムを元にモデリングを行った「コミュニケーション・ロボット ATOM 」は、ユーザーが組み上げるパートワークプロジェクト第1弾として、2017年4月4日より定期刊行してきた。手塚プロダクションはATOMのモデリングおよびキャラクターの総合監修、富士ソフトがロボティクスおよびフロントエンドAIの設計・開発を担当。また、クラウド部分のAIはインターネット経由でNTTドコモの「自然対話プラットフォーム」と接続し、VAIOがメインボードなどの基板実装(製造)や「完成版」の組み立てを担当した。「ATOM」らしい会話を再現する10万以上のシナリオの作成 や、エンターテイメント・コンテンツの開発、全体の企画・プロデュース、販売は講談社が受け持つ。こうして5社それぞれの強みを生かして生まれたのが「ATOM」というわけ。
・“Raspberry Pi 3”を搭載、日本とイギリスの技術力をPR
「ATOM」には、日本製の“Raspberry Pi 3”を搭載。“Raspberry Pi 3”1枚で、フロントエンドAIに必要なCPU、メモリ、通信モジュールが揃う。コスト効率が高く、ロボット内部の構造が簡素化されコンパクト化することは、物理的に動くロボットにとってメリットが大きい。イギリスで生まれた名刺サイズのシングルボードコンピュータのRaspberry Piと、世界的に有名なロボットキャラクターである鉄腕アトムが融合した、コミュニケーション・ロボット「ATOM」を英国パビリオン内(「Raspberry Pi 3」の国内総代理店であるアールエスコンポーネンツ株式会社ブース内)で出展することで、両国のAI技術をアピールする機会になると考えているという。
子ども向けのプログラミング教育用に開発された“Raspberry Pi”が、子どもから大人まで広い世代に愛されている「ATOM」に搭載されることで、子どもたちがAIやクラウド技術への関心をもつきっかけとなることも期待される。
CEATEC JAPAN 2018
コミュニケーション・ロボットATOM販売先
株式会社講談社
講談社はコミュニケーション・ロボットATOMを「CEATEC JAPAN 2018 UKパビリオン」で披露PR TIMESリリース