どちらも大変便利な機能を備えているが、考えてみればこれらの製品はバッテリー非搭載。基本的に持ち運びができない。ならば、Google Home MiniとAmazon Echo Dotに適合するバッテリーを作ってしまおう。
そのようなコンセプトから生み出されたのが「Grabbatt」である。バッテリーのない小型スマートスピーカーに適合した製品だ。
・ワイヤレス充電も可能
どことなく炊飯器のように見えなくもないデザインのGrabbatt。この上にスマートスピーカーを載せ、プラグをはめて使用することができる。連続稼働時間は10時間、待機可能時間は48時間。Google Home MiniとAmazon Echo Dot(第2世代)、両方の製品に対応できる。Amazon Echo Dotを載せる場合は、別途アタッチメントを本体に被せる仕組みだ。
Grabbattのバッテリー容量は1万mAh。そしてこの製品はワイヤレス充電も可能で、とりあえず充電パッドの上にGrabbattを載せておけばそのスタミナは無尽蔵。なお、充電中にWi-Fi接続が遮断されることもない。
バッテリー残量を知らせるLEDランプも搭載されているから、電力切れ寸前のタイミングを見計らって充電することもできる。
・小型スマートスピーカーを持ち運び
外付けバッテリーとWi-Fi環境さえあれば、小型スマートスピーカーをポータブル化することは容易である。Grabbatt自体も決して大きい製品ではないから、持ち運びに苦慮することはあまりないだろう。Grabbattはクラウドファンディング「Kickstarter」で39ユーロ(約5000円)から。
Kickstarter