こうした食材や食費の無駄をなくすために開発されたのが、今回紹介する「FoodBuddy」だ。
・普通の冷蔵庫をスマートに変える
FoodBuddyは、冷蔵庫の棚に取り付けられるスマートプレートと小型カメラで構成されている。このプレートが棚に載せた食材の重さを把握し、カメラでそれら食材の種類や出入りを認識することが可能だ。これらの情報はスマホのアプリ上で確認することができ、食材が悪くなってくるタイミングでユーザーに通知もしてくれるそうなのだ。普通の冷蔵庫でも簡単にスマート冷蔵庫に変えられるのは嬉しい。
・食材を使ったレシピもオススメしてくれる
さらに便利なのが、残っている食材を用いたレシピもアプリ上でオススメしてくれる点だろう。これで残った食材を効率的に消費することができるというわけだ。アプリで冷蔵庫の中のものが管理できれば、買い出しの際にショッピングリストをわざわざ作成しておく必要もなく、日常の手間も少なくなるはずだ。ただし、気になるのはやはりその精度だろう。こういったプロダクトはスムーズに使えなければ、むしろ手間になり逆効果になる可能性をもっているからだ。
FoodBuddyは今ならKickstarterで1セット179ドル(約2万270円)で出資注文することができるが、発送はアメリカのみとなっている。このようなスマート冷蔵庫の今後の普及にはぜひ期待したいところだ。
執筆:Doga
FoodBuddy/Kickstarter