![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2018/10/tech181009orbita2-300x225.jpg)
そうでなくとも、右利きのイラストレーターがタッチペンとマウスをその都度持ち帰るというのはかなりの労力を費やす。これはかなりの不合理でもあるし、人間工学の観点から見てもかなり条件が悪い。
そこで考え出されたのが「Orbital 2」である。秋葉原発のクリエイター向け周辺機器だ。
・ジョイスティックでらくらく操作
![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2018/10/tech181009orbita1-300x225.jpg)
まずは「倒す」から説明しよう。Orbital 2は8方向それぞれに機能を割り当てることができる。10時の方向に倒したらビュー操作、9時の方向に倒したらツール変更といったように。片手にペンを持ったまま操作できるものだから、いちいちマウスに持ち帰るという煩わしさから解放される。
次に「回す」。これは数値の増減や左右の傾き等に対処したもの。パラメータ調整の際には大いに役立つだろう。
最後は「押す」。これはリセットボタンや、何かしらの決定的な意味合いを持つ操作に適合するものだ。これを押せば、いつでも初期設定値に戻すことができるというような割り当ても考えられる。
・腱鞘炎防止に一役
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この製品が開発された背景には、クリエイターの腱鞘炎問題があるという。ショートカットキー操作の度に手が無理な姿勢を取るから、それが元で腱鞘炎を発症してしまうそうだ。
Orbital 2は現在、クラウドファンディング「Kickstarter」で3万4000円からの出資枠を公開している。配送は来年1月から。
Kickstarter