美容特化型動画メディアとしての情報発信
Q1.MimiTVのサービスについて紹介してください。美容が大好きな20代前後の女性に向けて、コスメの新商品のレビュー動画やメイク、ヘアアレンジのハウツー動画などをYouTubeやInstagramなどのSNSで発信している美容特化型の動画メディアです。SNSの総フォロワー数は80万人を突破しています。Q2.たくさんある動画サービスの中でMimiTVが強みとしているものは何でしょうか。
MimiTVの強みは、美容に特化して情報発信をしているため、美容が大好きで美容感度が高い「美容インフルエンサー」をユーザーとして抱えていることです。またSNS、特に最近ではTwitterでの情報拡散力も強みです。さらにMimiTVの専属モデルを起用していることで、店頭POPへの2次利用などに柔軟に対応できることも大きな強みとなっています。MimiTVは、今流行っている美容テクニックや情報をテキストだけでなく、動画として見られるため、美意識の高い女性を中心に支持を得ています。
誇張せず「リアル」を伝える
Q3.女性に刺さる動画コンテンツ作りのコツを教えてください。Q4.企業がオフライン連動型の動画マーケティングを取り入れるメリットはありますか。
これまでに5000本以上の美容動画を制作してきたノウハウから、3つのポイントが挙げられます。まず1つ目は、サムネイルと最初の3秒で惹きつけること。女性はSNSでたくさんの情報を流し見している傾向にあるので、まず目に留めてもらい惹きつけることが必要です。2つ目はある程度スキップされても良い構成にしておくこと。女性は飽きっぽいこともあり、最初から最後まで動画を見ないケースも多いので、そのことを念頭に入れる必要があります。最後にリアルな本音を盛り込むこと。世界観を訴求するTVCMとは違うので、誇張も補正もせずありのままの姿で本音で感想を伝えることを心がけています。
美容商品を購入する場所は店頭=オフラインが主流であるのに対して、口コミや商品情報はオンラインで収集されており、買い場と情報がブリッジしていないのが現状です。店頭サイネージで動画を流したり、POPで動画のQRコードを提示したりことで、オンライン上の情報を店頭で提供することが可能になり、購入の後押しにつなげることができます。
Q5.最後に今後の展望について教えてください。
流通各社との取組みにより、オフラインとの連携はより一層強化していきます。また今は日本国内の美容トレンド発信が中心ですが、今後はグローバルな美容トレンドも発信して、「美容トレンドメディア」としての地位を確立していきたいと考えています。雑誌や美容通に聞かなくても、MimiTVを見にいけば、国内外問わず、最新の美容情報が手に入る。モバイル1つあればトレンドを掴める時代なので、発信する側もコンテンツに磨きをかけてユーザーに気に入ってもらうことが何より大切だ。
https://mimitv.jp/