「もじテレ」を立ち上げると、現在放送中の番組一覧が表示され、視聴している番組をタップするだけでその番組の情報(番組名、主な内容、出演者など)がチェックできる。クリップ機能もあり、気になった番組の情報を2週間保存もできるので、後から見返すのに便利だ。例えば、グルメ番組の情報をクリップすれば、紹介されているレストラン名やレシピも保存されるので、メモ代わりに使うことができる。
また、番組情報の中のキーワードやタレント名などはタグ付けされていて、タップすると検索できるようになっている。為替と株の番組の場合、「東京株式市場」「日経平均株価」などのキーワードをタップして詳細情報を入手できる。こうしたシームレスな関連情報収集がセカンドスクリーンの特徴のひとつで、スマホの浸透を背景にこの新しい番組の楽しみ方は世界中に広がりつつある。
「もじテレ」のサービスは当面、関東6局(NHK総合、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)と関西6局(NHK総合大阪、毎日放送、朝日放送、テレビ大阪、関西テレビ、よみうりテレビ)が対象。一方、端末はiPhoneとAndroidに対応していて、ドコモ以外のキャリアのユーザーも利用可能という。利用は無料。モバイルを核にさまざまなサービスを展開しているNTTドコモだが、今後はソーシャルメディアと連携したユーザー間の同時視聴体験なども展開していきたいとしている。
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