ただ、電動アシスト自転車の難点は、大きく、そして重たくなりがちなこと。そこをなんとかできないかとカナダ拠点のスタートアップが開発したのが折り畳み式の電動アシスト自転車「CARBO」だ。
・バッテリーはどこ?
電動アシスト自転車は当然のことながら、バッテリーを搭載する必要がある。バッテリーがあるとどうしてもかさばってしまい、折り畳み式にするときは配置にも悩む。この点、CARBOはバッテリーをサドルのポール内に持ってきた。サドルの真下、そしてポールという細長い形状なので、バッテリーの存在に気づく人はおそらく少ないだろう。
・キャリーケースのように運べる
¥CARBOの外観がスマートなばかりでなく、自転車の中央、しかも縦位置にバッテリーを置くことで折り畳みも可能となっている。真ん中からポキっと折るようにたたむとかなりコンパクトになり、オフィスの片隅や机の下に置くことができる。そして、CARBOは東レのカーボンファイバーでできていて、頑丈かつ軽量なのも売り。重量は12.9キロとなっている。折り畳んだ状態で、サドルを持ってキャリーケースのように転がせるのも便利だろう。
完全電動で走行したときの航続距離は約45キロメートルで、トップスピードは時速32キロ。サドル下にはUSBポートがあり、ここにケーブルをつないでスマホなどを充電することも可能だ。
気になる価格だが、現在CARBOはクラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中。今なら出資額は1099ドル(約12万5000円)〜となっている。出資は今月28日までの受け付けなので、気になる方はお早めに。
CARBO/Indiegogo