最近LGが発表した同社初のハイブリットスマートウォッチ「W7」が、一風変わったハイブリットスマートウォッチということ話題を呼んでいる。
・ディスプレイの上に時計の針
W7はアナログ時計の文字盤部分をそのままタッチ式ディスプレイに変えたようなハイブリット式だ。1.2インチのディスプレイの真上にアナログ時計の針が設置されているため、文字盤のデザインによっては一般的なスマートウォッチよりリアルな外観になるだろう。ただし、針がディスプレイを覆い隠しているため、メッセージの通知を確認する際には邪魔になる。一応、サイドボタンを長押しすると時計の針が邪魔にならないようサッと水平方向へ並んでくれるが、個人的には少し疑問をもつギミックだと感じた。
・時刻は100日間確認可能
プロセッサは旧モデルのQalcomm Snapdragon Wear 2100で、ストレージは4GB、メモリは768MBを搭載。ちなみに、心拍センサーやNFC、LTE通信機能は搭載されていない。しかし、スマートウォッチとしての機能をONにしているとバッテリーは3〜4日もち、OFFにしていると100日ももつそうだ。値段は450ドル(約5万1160円)で、海外では10月14日から発売が開始されるとのこと。
値段や機能のことを考えると、W7はスマートウォッチを買うというよりはあくまでアナログ時計を買うつもりで購入したほうが幸せになれるだろう。ハイブリット式というのは、もしかしたらそういうものなのかもしれない。
執筆:Doga
Android Authority
LG
Digital Trends/YouTube