
紙でできた小さなチップに血液を1滴垂らし、デジタルカメラで撮影するだけで感染症の有無を確かめられるというものだ。
・20分で結果

もちろん抗体検出は病院などで行える検査だが、今回のチップはラボなどがなくてもチップとデジカメだけででき、しかも血液を1滴垂らして20分待つだけと容易なのがポイントだ。
・スマホのカメラで確認

発色を確かめるのにデジカメを使うが、一眼レフのような高価なものでなくても、スマホのカメラでも十分判定できるとのこと。
研究グループはすでにプロトタイプで実験を行なっていて、HIV、インフルエンザ、デング熱の抗体を同時に検出することに成功した。
研究チームは数年内の商品化を目指していて、病院での活用はもとより、発展途上国など医療施設が十分にないようなところで大いに活躍しそうだ。
慶應義塾大学
Eindhoven University of Technology