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海外送金がこんなに簡単でお得に?今話題のボーダレス口座「TransferWise」とは

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現在、日本では2020年に控えるオリンピックに向けて、グローバル人材の需要が高まっており、年々海外留学をする学生が増えている。また、国際線やLCCの発達により、海外旅行に出かける人の人数もどんどんと増えている。

そんな人たちにオススメしたいのがこれから紹介する「TransferWise」である。

海外送金を格安でできる

「TransferWise」はイギリス発のFintechで、海外にわざわざ銀行口座を作らなくても40種類以上の通貨をアカウントひとつで管理・送金ができるようになり、アメリカ・イギリス・オーストラリア・ユーロ圏内の通貨に対応できる4つの口座を無料で持てるサービスである。

そもそもイギリスとユーロ圏においては口座開設自体が難しいため、それだけでもとても便利なサービスであることがわかるだろう。

要するに「TransferWise」アカウントを一旦開設すれば、いちいち海外に行く際にその現地の通貨のために口座を作ったり、お金の持ち方について悩む必要がなくなるのである。

圧倒的な手数料の安さ

通常日本円を海外の通貨に替える際には、送金手数料、隠しレート(スプレッドなどの本来の為替レートの中に上乗せし隠された手数料)、銀行・カード会社の手数料の3つの手数料がかかる。

しかし「TransferWise」の画期的なところは、これらを全て取り払い、このサービス独自の手数料しかかからない。

「TransferWise」のサービスの仕組みは簡単である。現地の通貨を交換したい人同士をマッチングさせ、それぞれの口座から指定された金額を引き出すことで“国内送金”という形でユーザーの通貨を両替するのである。

例えば日本円をアメリカドルに替えたい場合は、日本円を口座に預けているユーザーとアメリカドルを口座に預けているユーザーをマッチングさせて両替・送金を行う、ということだ。そのため、通常の海外送金の約10分の1程度の手数料で済むのである。

まだまだ現状では課題も

しかし、ユーザー同士をマッチングさせるというシステム上、手続きに少々時間がかかることや、着金予想日時の遅れが頻繁に起こることが問題点としてあげられているため、今後は手続きのスピード感が課題となるだろう。

TransferWise

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