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パナソニックの特許を活用した生体認証技術、“初の国産虹彩認証SDK”が登場!

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銀行のATMやさまざまなサービスの本人認証として、従来の暗証番号・ログインIDやパスワード入力といった方法の他に、指紋認証・静脈認証・顔認証などの生体認証を採用するケースも多く見られるようになった。

来る2020年東京五輪には、世界各国から多様な人が関係者や来場者として来訪することになる。セキュリティ問題に対応するため、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会では、大会関係者の入場時の本人確認に、NECの顔認証システムを採用することにしたという。

・パナソニック技術を採用、待望の“国産 虹彩認証SDK”が登場

そんな注目が集まる生体認証の新たな手段として、人間の瞳の虹彩に着目したのがスワローインキュベート。茨城県つくば市に2013年12月設立されたテクノロジーベンチャーで、“IT/IoT関連の特許技術”を活用し、技術の実用化に取り組んでいる。同社では、このたびパナソニックの特許技術を活用した、日本初の「国産 虹彩認証SDK(Software Development Kit)」を開発し、正式に提供を開始した。

「虹彩認証」は、過去に国内で研究されていたこともあるものの、研究者の確保やコストの問題があり、技術開発の存続が難しかった。同社では、パナソニックが特許として権利化したものや研究成果を活用し、現代のテクノロジーと組み合わせることで、さまざまなエンジンやアプリケーション等に組み込んで「虹彩認証機能」搭載製品を開発するための「国産 虹彩認証SDK」の開発に成功。

・世界初の技術で、明るさの異なる環境下にも対応

世界初となる“瞳孔径マルチテンプレート方式”を用いることで、虹彩認証において従来より課題となっていた“照度条件の異なる撮影環境”での認証精度がアップ。つまり、“明るさが普通の環境”“明るい環境”“暗い環境”、どんな環境下でも、判定精度にブレが起きにくくなる。また、わずか1秒未満の高速の認証速度を実現している。

オフィス・工場・医療現場・マンション・スマートホームなどの入退室管理セキュリティや、コネクテッドカー・ATM・金庫・空港・パソコンやスマートフォン等の各種IoT端末での本人認証のほか、POSレジ・レジャー施設などの決済デバイスへの活用が期待される。マスクや手袋を着用する環境下でも、虹彩認証なら妨げられない。

「生体認証」は、暗証番号やカードを使用する従来の認証とは異なり、記憶したり持ち歩いたりする手間が不要で、盗難や紛失の心配がないほか、偽造が困難だというメリットがある。また、虹彩認証は他の生体認証に比べると、経年変化が少なく、タッチレスな認証を実現できるのも優れた点だ。今後は、虹彩認証をはじめとする認証方法がどんどんメジャー化していくことだろう。

株式会社スワローインキュベート
虹彩認証技術HP
パナソニックの特許を活用した 日本初の「国産 虹彩認証SDK」を提供開始 PR TIMESリリース

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