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Enterprise パナソニック、集中力を高めるウェアラブル端末「WEAR SPACE」の事業化を目指し、クラウドファンディングをスタート!

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パナソニック、集中力を高めるウェアラブル端末「WEAR SPACE」の事業化を目指し、クラウドファンディングをスタート!

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国内家電大手メーカーのパナソニックは、日本を代表する老舗企業でありながら、これまでの経歴に満足することなく、新たに挑戦する精神も忘れていないらしい。

・パナソニック、集中力を高めるウェアラブル端末「WEAR SPACE」商品化を目指す

パナソニックは、集中力を高めるウェアラブル端末「WEAR SPACE」のアジャイル開発を進めるため、新たなプロジェクトを立ち上げるという。このプロジェクトは、パナソニックの家電デザイン部門で先行開発を担当する「FUTURE LIFE FACTORY(以下FLF)」と、Shiftallによる合同プロジェクト。パナソニックが企画・デザインしたプロダクトの開発プロジェクトとしては初となるクラウドファンディングを、2018年10月2日より「GREEN FUNDING」にて開始する。

「FLF」は、“パナソニック株式会社 アプライアンス社 デザインセンター”において、先行開発に特化して活動するデザインスタジオで、2017年4月に設立された。「これからの豊かなくらしとは何か」を問い直し、モノ/コト問わず具現化を目指している。

Shiftallは、パナソニック勤務を経て独立し、Cerevoを起業した岩佐琢磨氏が、2018年4月に新たに設立したパナソニックのグループ会社で、IoT製品開発から販売までトータルでおこなう。

・働き方の多用化が進む中、オープンな環境でも集中力を高める

昨今、オフィスのフリーアドレス化や、サテライトオフィスの活用といった働く環境の多様化が進んではいるものの、そのようなオープンな環境下では、周囲の会話や雑音などによって集中を妨げられることも多い。

仕事に集中し、生産性を高める環境づくりへのニーズの高まりを受け、開発が企画されたのがウェアラブル端末「WEAR SPACE」。ノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホン、視界を調整できるパーティションで構成され、周囲の雑音低減や、不要な視覚情報を排除することで、オープンな空間にいながらも、瞬時に周囲との境界を作り出し、心理的なパーソナル空間を生み出せるという。

■「WEAR SPACE」の主な特長

1. 視界を狭めることで目の前の作業に集中できるパーティション
2. 周囲の雑音を打ち消すアクティブノイズキャンセリング機能
3. Bluetooth搭載で音楽のワイヤレス再生にも対応
4. 快適さを追求した新しい装着スタイル
5. 一目で集中していることが周囲に伝わるデザイン

・2017年に“Red Dot Design Award”で受賞も

これまで、国内外のさまざまな展示会やイベントに「WEAR SPACE」の試作品を出展しており、2017年には国際的なプロダクトデザイン賞のひとつ「Red Dot Design Award」のデザインコンセプト部門において「Best of the Best Award」を受賞。商品化、事業化を本格的に推し進めるため、クラウドファンディングに取り組む。目標金額は1500万円で、募集期間は2018年10月2日~12月11日まで。

WEAR SPACE project
FUTURE LIFE FACTORY
パナソニック株式会社
「WEAR SPACE」クラウドファンディング
PR TIMESリリース

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