・給与即日払いサービスの「Payme」、セブン銀行ATMで利用可能
そんなときに心強いのが「Payme」のような給与即日払いサービスだ。企業の勤怠データと連携し、実労働時間から給与計算をおこなって即日払いを実行するもので、利用できる金額の上限は、その日までに稼いだ額の70%まで。この金額の範囲であれば、1000円単位でいつでも即日払いを申請できるという。飲食チェーン・人材派遣・小売・コールセンター、アミューズメント、物流など160社以上と契約し、実績を広めている。その「Payme」が、このたびセブン銀行の子会社セブン・ペイメントサービスが提供する「現金受取サービス」を活用した前払い給与の即日払いを2018年10月1日より開始する。「現金受取サービス」とは、銀行口座を介さず、企業から個人あての送金が可能になるサービスで、全国2万4千台を超えるセブン銀行ATMと2万店を超えるセブン-イレブンのレジで、原則24時間365日いつでも現金を受け取ることができるというものだ。
今回の提携によって、給与の現金受け取りがスムーズになりそうだ。「Payme」から現金受け取りの申請をするとメールに届く受取番号を、セブン銀行ATMに入力して紙幣が受け取れるほか、セブン銀行ATMから発行されるバーコード付きのレシート(ご利用明細票)をセブン-イレブンのレジへ持っていくと硬貨を受け取れる。また、1000円未満の受け取りは、nanacoへのチャージやセブン-イレブン記念財団への募金に使うことも可能だ。
・銀行口座の開設不要、外国人労働者や超短期バイトの給与受け取りに
このサービスのメリットとして、銀行口座を介さない点が大きい。24時間365日利用でき、いつでも好きなタイミングで働いた分の前払い給与を受け取れる。また、日本国内での口座開設が難しい外国人労働者、勤務日が1日のみの超短期アルバイトなどへの給与の支払いに対応できる強みもある。働く者にとっては、銀行の都合(開店時間、ATMの所在地)などに左右されないこと、いざ手持ちが欲しいときに給与前払いで受け取れることなど、メリットも大きい。サービス業界のみならず、今後一般化していってほしいものだ。
株式会社ペイミー
株式会社セブン銀行
ペイミーが、銀行口座開設不要の現金受取サービスをスタート。外国人労働者や短期アルバイトの利用拡大へ PR TIMESリリース