プロの撮影現場では存在感のあるスライダーだが、それをコンパクトにし、しかもスマホで操作できるようにしたのが「SliderMini」だ。
・重さ569グラム
開発元はポケットサイズとうたうが、細長い形状なので実際にポケットにしのばせるにはやや無理がありそうだが、それでも長さ26.2センチと従来のものに比べコンパクトだ。重さは569グラムと電動式にしては軽量で、ポータブルといってもまず差し支えはないだろう。
・3種の撮影モード
コンパクトさに加え、SliderMiniの特徴はスマホで操作できることにある。設置したカメラを、スマホにダウンロードした専用アプリ(iOS、Android)で遠隔操作できるようになり、これによりプロのようなカメラワークが可能になる。撮影モードはビデオ、タイムラプス、ストップモーションの3種で、タイムラプスではプリセットも用意されている。ちなみに可動域は20.32センチとなっている。
・ビデオカメラからスマホまで
SliderMiniは重さ15キロのものまでスライドすることができ、本格的なビデオカメラやデジカメ、そしてスマホにも対応するので複数の端末を使い分けて撮影することがある人にとってかなり便利そう。充電はUSB Type-Cで行う。SliderMiniは現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中で、今なら259ドル(約2万9000円)の出資で入手できる。すでに調達目標額に達していて、出資をあと1カ月ほど受け付けたのち順次発送される見込みだ。
SliderMini/Indiegogo