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Enterprise 従業員の健康状態を管理するプラットフォーム 会社の保険料削減に貢献

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従業員の健康状態を管理するプラットフォーム 会社の保険料削減に貢献

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FwdHealth毎月の家計の収支を把握するために、家計簿をつけている人もいるだろうが、固定出費としては、保険料はかなりの額を占めている。企業の経営者にとっても、出費をできる限り少なくしたいのは同じ。保険料を抑えるためには、被保険者側の健康リスクが低いことを証明するのが何より効果的な手段だろうが、それに役立ちそうな健康関連サービスが「FwdHealth」である。

これは、「RunKeeper」や「Sleep Time」、「Fitbit」「Nike+」といった、“運動記録”アプリやデバイスとリンクさせ、それらのデータを集約して、各個人の健康情報を管理するプラットフォーム。運動や活動の状況、食事や睡眠のパターンをリアルタイムでデータを吸い上げ、ユーザーが自分の健康状態を管理する手助けをしてくれる。

また、企業のチームリーダーは、このプラットフォームのダッシュボードを活用することで、チームメンバーの誰がよい状態をキープしていて、誰が睡眠状態がよくないのかといったことを認知できる。経営者が従業員の健康状態を把握できるようになれば、社員や会社全体の生産性の向上につなげることができるかもしれない。

さらに、これらの健康データを保険会社に送信することで、会社の健康リスクを証明し、保険料を抑えることにも貢献してくれそうだ。今のところ、スモールビジネス向けのパッケージプランが用意されているが、より規模の大きい企業の場合は、「FwdHealth」と交渉をする必要があるようだ。

FwdHealth

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